ワードのオートシェイプとレイヤー

2008年1月12日土曜日

オートシェイプを何個か描いて配置の順序を設定したいとき、右クリックで出るメニューで決めますが、レイヤーの概念を取り入れると良く理解できるようになります。
メニューにある「最前面へ移動」とか「背面へ移動」と言うのは同じ層(レイヤー)にあるオートシェイプの上下を言っているのであって別な層にあるのまで、命令が及びません。
もし、テキスト上部にあるオートシェイプをテキストの下に持って行きたい時は「テキストの背面へ移動」を選択しなければなりません。
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文章で書いてもピンと来ないと思うので、次の問題をやって見ると良く理解できるはずです。

(1)ワードで「オートシェイプのレイヤー練習」と言う文字と長方形、円を下図の様に配置します。
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(2)黄色の円を移動して下図のようにします。
答:円を選択して「背面へ移動」
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(3)黄色の円を更に移動して下図の様にします。
答:円を選択して「テキストの背面へ移動」
この時点でこの円は1層に移動した事になります。
1層:円
2層:テキスト
3層:長方形
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(4)赤の長方形を移動して下図の様にします。
答:長方形を移動して下図の様に配置したら、「テキストの背面へ移動」、更に「背面へ移動」を選択します。
この時
1層:長方形と円
2層:テキスト
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(5)青の正方形を下図の様に配置します。
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それから下図の様にします。
答:青の正方形で「テキストの背面へ移動」、更に「最背面へ移動」
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(6)下図の様にします。
答:赤の長方形を少し下に移動、そして「テキストの前面に移動」、更に青の正方形で「前面へ移動」
1層:円、正方形
2層:テキスト
3層:長方形
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これまでの練習問題を難なくこなせるようになったら、ワードのレイヤー構造は理解したと言えます。
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